静かな終焉

去年一度騒いだからか、彼に代わる存在が現れたからか、不思議と穏やかな気持ちでその一報は受け止められた、というのが佐々木引退についての正直な感想です。
勿論、先の優勝の象徴だし、もっと言ってしまえば横浜ベイスターズの象徴だし、私生活上の問題やわがままの多さは置いといて(笑)、背番号22は絶対に永久欠番にすべし!と思うのだけど、活躍は去年一応見られた(何だかんだと言われたが神宮での三連敗以前の投球は貫禄十分だったと思う)し、メジャーに行った段階でもう彼がベイのユニホームを着るとは思っていなかったので、例えストレートの威力が落ちてもベイスターズ・佐々木がもう一度見られただけで結局は満足だったのでしょう。そしてベイで現役を終えてくれたことも。心理的にも一年間の冷却期間があったので、もうこれで本人が辞めると言うなら納得です。フルスタには仕事で行けませんでしたが、TV中継で清原に放ったフォークを見て、「ああ、もう限界なんだな」と思いつつ、しんみりとしていました。ハマスタでもう一度引退セレモニーがあるようですが、出来れば休みを取って現地に行きたいところです。