何が変わったのだろう

http://www.asahi.com/politics/update/0310/008.html
毎度の地方自治ネタ。自治体の数が減った、というのは、役人からすれば数値目標云々ということでそれなりに意味があるのでしょうが、実際これがこの国の将来にどう影響を与えるのでしょう?(交付金が減るという、目先の問題はあるでしょうが、他に無駄な金を使えば、結局同じ事です)
十分な議論を経ず、流れと雰囲気、目先のニンジンだけで国民の生活基盤を簡単に動かすのはどうか、と言っては言い過ぎでしょうか?こういう重要な問題を単なる数字の問題として処理することに、薄ら寒さを覚えます。
一方、地方自治という観点から離れると、世間、世論がスピードを要求するようになり、この国の議論軽視の流れは更に加速していくのではないかということも、今回の合併騒動から思えてきます。確かにスピードも大事です。でも、それを追求したことでもっと重要なものを見落としていた事も、私達はぼちぼち気付いているはずではないでしょうか。
この記事自体のニュースヴァリューは低いと思いますが、色々考えるところはある記事でした。