球春到来

今日からプロ野球キャンプイン、ということで、サラリーマン向けの時間帯のニュース(報道ステーションニュース23)では恒例のキャンプレポートの他に、野球関連特集が組まれるなど、転換期の日本プロ野球を盛り上げていこうというマスコミの機運が高まっているようです。
前者はやや「朝生」テイストが食傷気味でしたが(三宅久之出演の意図はプロレス的エンターテイメント性を出す以外の何物でもないと思う)、後者の四国リーグのドキュメントはいい感じ。一般サラリーマンの初任給と大差ない金額で、試合出場、更に地域へのボランティア活動も義務付けられるなど、億単位の契約金が新人でも転がり込むプロ野球と比べ、独立リーグの選手は楽な環境にはないようですが、それでも実業団、大学以外にプロを目指せる場所が出来た事は良いと思うし、興行としてもこういう地方密着の形態は今までの日本野球にはなかったもので、プロ野球とはまた違った可能性を感じられます。スポンサーも付き、後はどの程度チケット収入があるか、ということだそうですが、是非定着して他地区にも波及して欲しいですね。