勤労感謝の日に思う、穀潰しの独り言

今日は勤労感謝の日、ということで、地元の夕刻のニュースでも、お決まりの「子供たちから、働くお父さん、お母さんへのメッセージ」的な企画があったりしたのですが、24歳(につい先日なってしまった)学生という名目を借りた実質家事手伝いとしては、まあ実に肩身の狭い日であります。一応来春からの就職も内定しているとは言え、農業で食べていく事は難しいご時世、若い盛りに会社勤めもせず週四日、炊事(とたまに洗濯、農業従事)ぐらいしかせずに家に居り、高い学費と交通費を溝に捨てている身としては、我が身のやくざぶりを改めて痛感するのです。
しかし、楽天への入団が濃厚な東北福祉大の塩川選手*1は、入団前に中越地震被災地にボランティアとして赴く気だとか。卒業に向けて余裕があるのだろうけれど、こういう人がいらっしゃると、まあ言い訳しにくいというか、こちらが更に見苦しくなりますわな。私にも就職を一年犠牲にして、今ボランティアに行き、来年新聞社再受験、という選択肢がないわけではないのですが、煩悩多く、現実に埋没している私は、手っ取り早く大学を出て、一日も早く堅気に戻ることを選んだのです。他でもない、自分のために。自分でも器が小さいとは思うけれど、結局、人の役に立ちたいということさえ、エゴではあるわけだし、そのために家族に更なる迷惑をかけるわけにもいかないし。
そんなことを思いつつ今日も駄文を書く私。実に平凡にして愚鈍なり。しかし、この世に聖人君子がどれだけいる?と開き直りつつ、書き進めて行きたいと思います。

*1:兵庫県出身、神戸国際大付高卒。小学6年生の時に神戸市で阪神大震災に被災したとのこと。今年度の日米大学野球日本選抜チーム主将。