新聞休刊日の疑問

雑誌の場合、別に毎日目を通すものでもなし、世間が休みに入る時ぐらい「合併号」とかになるのは別に気になるものでもありません。ただ、新聞って見る人は毎日見るものだし、ネットニュース配信が普及した現代でも、紙媒体へのニーズは相変わらずあるわけです。何より、新聞は休んでも、世界は休みなく、あまたの問題を抱えて動き続けているのです。新聞社は、国内での絶対数は議論が分かれるところでしょうが、所謂「全国紙」は基本的に人が余り気味のはず。印刷、販売店他現場の都合はあるのかも知れませんが、なぜ人をやりくりして休刊日を減らそうとしないのか、「明日の新聞はお休みします」という案内を見るたび、疑問と立腹を繰り返しています。
その点、一般紙の休刊日でも手に入るスポーツ紙は何かとありがたいですが、大手スポーツ紙は大体、一般紙の系列、傘下(日刊=朝日、スポニチ=毎日、報知=読売、サンスポ=産経。ちなみに阪神ファン御用達のデイリーは神戸新聞系列、中日スポーツ[関東ではトーチュウ]は中日新聞中日新聞系列にはその他に東京新聞も)ですし、もしやスポーツ紙の販促のために新聞休刊日が存在するとか?
そうでなくても、足並み揃えて談合のように全紙いっぺんに休みになるというのもおかしな話ですし、もっと世間は新聞休刊日に対して怒っても良いと思うのですが、どうでしょう。