いよいよ秋競馬

先週から中山・阪神競馬になり、そういう意味ではとうに秋競馬なんですが、今日の東西メインのような、GⅠ級が本格始動というレース(かつ、内容も良い)を見ると、いよいよ秋のGⅠ戦線が始まるのだな、と思いますし、心も躍るものです。夏競馬はそれはそれでいいんですけどね。
セントライト記念は、コスモバルクが本来のレース運びで着差以上に強い内容、しかも日本レコードのおまけつきで、キングカメハメハとの対決ムード(馬券的に次走の距離は微妙とは言え、雰囲気の問題です)が盛り上がったし、ローズSも新興勢力と既存勢力との、ゴール前思わず手に汗握るような熱戦。今一つ見せ場が作れなかったオークス馬、ダイワエルシエーロの巻き返しも含め、本番が楽しみになってきました。やはり、こういうのを見ると競馬「観戦」は止められないし、必然的に今後のレースの馬券購入も進みます。来週は皐月賞馬、ダービー馬が始動。特にダービー馬キングカメハメハは、まだ底を見せていないだけにどこまで強いレースをしてくれるか、楽しみ。
地方競馬の相次ぐ廃止や、JRAの売り上げ停滞など、暗い話題の多い競馬界ですが、コスモバルクにある地方競馬の可能性や、今日のような充実したレースを見ると、まだまだ捨てたもんじゃないな、と思えてきます。プロ野球同様、転換期にある業界ではありますが、まずは内容の濃いレースを少しでも多く見たいものです。