続・統一地方選

前回の日記で触れた通り、昨日は我が地元では統一地方選でした。
で、私は一応棄権せず、雨が小降りになったところで投票に行ってきたのですが、知事選は現職が共産党以外の主要政党相乗りで実質信任投票、市議会も10/11の比率で当選する、激戦とは言い難い選挙だったので盛り上がりは皆無でしたね。投票行動については知事選は不満が皆無ではないものの、一応信任(苦笑)、市議選はgoogle検索してみて、市議会内外問わず熱心に活動されている議員さんを探して投票しました。
しかし、地方選は特に、地縁・血縁が無いと立候補者のパーソナリティが分からないというのが痛いですね。前回も書いたのですが、HP公開の規制緩和も含め、候補者個人がどういう人物なのか、もっと有権者に分かりやすく提示する努力が、現状では絶対に足りていない。これは全国的に言えることなのではないでしょうか。うちの知事みたいに多選批判が出るくらいの人や、マスコミに頻繁に出る都や長野県の知事ならいざ知らず、新人候補や県・市町村議クラスは正直、候補者が信頼に足る人物かどうか、所属政党と経歴ぐらいしか判断材料が提示されていない部分があります。ネット普及で客観的な情報が比較的入手しやすくなったとは言え、もっと立候補者や各政党の方々には努力してもらいたいところです。そんなことしたら更に政治不信が進む、といううがった見方もありますが(笑)、それでも、腐敗が白日に晒されるだけ進歩ってもんですよ。