沖縄より帰還


写真はカメラ付き携帯電話で撮った久米島・兼城港。不慣れな撮影者側の問題か、あるいは所詮携帯だからか、写りは今一つですがね。
政治的な感もあった前半とは一変し、後半は久米島をぶらぶら、そして那覇市内を再度徘徊と、完全に観光客化。久米島は日本の渚百選にも選ばれているイーフビーチのあたりはさすがにリゾートホテルが並び、観光地然としていますが、そこを除けば、古き良き、のんびりとした沖縄。宿は市街地の中だったのですが、いかにも小規模な港町という感じで、私はかなり気に入りました。要は、好みのタイプの町です。ここのスーパーというか、地元住民向けの商店は、那覇市内のどんな土産物屋よりも、沖縄を強く感じましたね。牧志の公設市場と、その通りのあたりも、かなりいい味出していましたが、いかんせんこちらは観光向けのテイストがどうしても滲み出てしまうので。普通に生活雑貨や食料品を置いているだけの店なんですが、こういうところでいかにも沖縄、という食材を見ると、本当に観光向けじゃなくて、沖縄には独自の食文化があるのだな、ということを再確認します。惜しむらくは、民宿は二食付きだったので、ここで買ったのは土産用のランチョンミートとさんぴん茶だけだったということなんですが。
あと、那覇市内で、後半良かったのはサムズレストラン。沖縄では有名なステーキなどのレストランチェーンだそうですが、値段はそれなりにするものの、それを上回るサービスを体感出来ます。二千円で本格的なショー形式のステーキ調理が見れて、しかも単品じゃなくコースです。肉自体はオージービーフで、柔らかいけれど脂身が少ないので、脂の旨味を求める向きには飛騨(松阪は値段的に手軽じゃないですからね)あたりがお勧めですが、肉の焼き方も上手いし、付け合わせもきちんとしているし、コストパフォーマンスは最高ですよ。ウェイターのサービスもてきぱきとしていて、それでいて押し付けがましくないので、見ていて気持ちがいいし。何か池波正太郎チックな語りになってしまいましたが、ベジタリアンでないのなら、沖縄来訪の際立ち寄ることをお勧めします。
ただ、後半戦はとかくまったり&食いだおれだったので、これから体重計に乗るのはかなり怖いですね(笑)