感性のオッサン化?

元々、趣味は競馬と国内旅行、日々の楽しみはTVでのナイター観戦と、20代の学生とは思えないオッサン臭さを漂わせている私ですが、最近、完全に若者の風俗に置いていかれていると感じるようになりました(苦笑)
特に「老けたなー」と感じるのは流行に対する適応力で、昔は我が道を行くなりにそういう状況は把握していたし、一通り自分の見解も持ち合わせていたのですが、今は関心がないのみならず、単純に分からないという有様。例えば音楽なんかは、昔の場合邦楽、洋楽とも最新ヒットチャートの曲は大体聴き覚えがあったし、市場の状況もある程度把握していたのですが、今は自分の好きな系統のものしか分からないし、これは音楽に限った事ではないのですが、余程口コミで強くプッシュされないと、大体ハズレのない、自分の嗜好に一致したもの―それは得てして「続き物」であったり、評価の定まったものであったりする、にしか手を出さないという状況に、知らず知らずのうちになっているかも知れません。
こういう状況から人間はオッサン化し、保守化する・・・・と言うと少し大袈裟ですが、一応最近は再度、感性の鋭化を意識しています。しかし、いきなりロックからヒップホップに乗り換えるのも無理だし、元から趣味じゃない渋谷界隈に出没しても仕方ないし、かと言って近年の流行と言える、六本木ヒルズに代表されるような成金チックなセレブビリティ趣味もないし、ということで、現実は厳しいものです。結局、感性が死なない程度に我が道を行き、その結果少しぐらいオッサン臭くなるのはやむなし、ということですかね。