サラブレッドの代名詞

昨日、競馬中継を見ていてふと思ったのですが、今、競馬をよく知らない人達にもすぐわかる、いわば日本を代表するサラブレッドっているんでしょうか?
かつて、中学や高校で、馬に詳しくない友人達でも知っていた競走馬の代名詞はオグリキャップトウカイテイオーナリタブライアンといったところでした。私の生まれる前の話ですが、競馬は知らなくてもハイセイコーは知っているいう人は、中年以上だと結構いらっしゃるでしょう。ただ、現役馬の名前を一頭でも挙げられる競馬ファン以外の人っているのだろうか、という疑問が、ちょっと頭をよぎったのです。
競馬人気の衰退が叫ばれて久しく、また、それを受けてJRAも馬主体の競馬から、ギャンブル性を前面に押し出した方向へと変化しつつあるのですが、博打だけならあんな、税金で1/4も押さえられて、一応現状では学生はNGになっているものはやりません。競馬はその連続性、物語性も妙味の一つだけに、誰にも愛される名馬の登場こそ、その間口の拡大に最も効果的だと思うんですけどね。サンデーサイレンスが毎年コンスタントに優駿を生み出し、日本の馬産の質を高めたことで、そういう馬の出現する土壌が失われ、結果競馬が退屈になったとするなら、皮肉なものです。
ああ、しかし「シービスケット」のDVDが欲しい。四国に行った後金欠だからなあ。大した額ではないけど、現状では今月末以降の購入予定です。