旅の効能

私、趣味は何か?と問われた場合、大体スポーツ観戦と旅行と答えます。もう少し突っ込まれたら競馬とか、野球の某弱小チームとか、あまり表沙汰にしたくない部分も答えますが(笑)。しかしスポーツ観戦なんて嫌いな人はあまりいませんし、最大の趣味は旅行と言って良いのではないでしょうか。
私は専ら国内旅行専門で、これは国内のことも満足に知らないうちに海外に行って日本のことを話せるか、という変な意識があるのと、国内と言えども(下手をすれば、東北と言えども)カルチャーショックを受けることは少なくなく、最初から完全な異国という意識で行く海外より、その時のインパクトが大きいのが魅力であることが理由です。まあ単に海外まで時間、資金が回らないだけですが。
で、肝心のタイトル「旅の効能」ですが、これは一言で片付けられないです。私にとって旅は気分転換であり、未知との遭遇であり、人生修養であり、コミニュケーションの手段であり、極端な話人生の縮図です。ただ、普遍性のある、つまりこれを読んで下さっている皆様にも役立つ効能として、普段見落としているものをじっくり見られるというものはあると思います。せわしない日常では気に留めない風景やちょっとした出来事などを見つめることで、思わず自分の世界が広がったり、何かを思い出したりということはよくあります。それは別に何万円と払って海外や飛行機でなければ行けない遠方でなくても、極端な話ちょっと遠出して散策というのでも出来ることです。唯、例え日帰りでも旅だという精神的にリラックスした状態が、それを可能にしているのだと思います。
時間が許すのなら、皆様も是非来週末あたりにでも遠出してみてください。私は今晩から四国方面に旅してきます。