どうにかならないか(選挙編)

今、私の実家のある地域では統一地方選挙が次の日曜に予定されているということで、毎日選挙カーがやってきて騒音を撒き散らしていくわけですが、あの運動方式で実際に投票行動に結びつく人ってどのぐらい居るんでしょう?私などは逆に、名前を覚えておいて、その候補者には入れまいと考えていたりするんですが(笑)
私の実家周辺は、ド田舎までは行かずとも、ちょっと発展している程度の地方都市なので、組織票頼みの古い選挙戦術でもどうにかなっているのが現実のようです。しかし、政治、この場合選挙に限っても、政治が時代に対し遅れているのは、地方に限らず全国的な傾向(東京近辺も含めて)だと言えるのではないでしょうか。例えば、ビラなどの配布にしても、選挙公約を「マニフェスト」という外来語で飾って配りだしたのは、ついこの前民主党が本格的に始めて、それに各党がつられただけですし、その内容についても現実性、実現可能性の点で(民主党に限らず)疑問は少なくはなく、私などは、「これじゃ共産党のビラと変わらないじゃないか」と毒を吐いたものです。
あと、選挙期間中のホームページの規制。あれ、どうにかならないんでしょうか?熱心な議員なら、今時自分の活動や理念を伝えるためにHPを持っているのは常識で、それはきれいごとだけのビラより判断材料になることもままあるはずです。つまり、有権者にとって有益な情報が多くあるにも関わらず、選挙期間中のHP公開、更新などには未だに規制が残ったままです。HPなら街宣カーと違って自由意志で見に行けるわけだし、あんな騒音公害より遥かにましだと思いますが、如何でしょう?
別に駅前や郊外型ショッピングセンター、商店街など、人の集まるところで政策を語って頂くのは大いに結構なんですが、ただ、「お願いします」だけ運動員に連呼させて、選挙カーを走らせるのはお互い虚しくないか、ということです。
最後に、蛇足ですが、地方選挙でよく見られる「〜系無所属」とかいうの、どうにかなりませんかね。保守なら今は自民党しかないはず(維新政党新風が地方で出てきた話はあまり聞かない)だし、革新も社民、共産連立候補(沖縄以外であるのだろうか?)か、どこの政党にも属さない市民運動家ぐらいにしかあてはまらないはず。
そうやって一見、中央の党利党略と関係ないように見せるのは、ある種詐欺では?
↓選挙とインターネットについて、参照。ちなみに我が県の選管はその案内すら無し。ひどい。
http://www.city.hakodate.hokkaido.jp/senkyo/html.file/senkyoundo_top.htm